令和5年1月28日（土曜日）、佐野図書館において、講師にいばらきフィルムコミッションのスタッフでもあり、長年茨城県の映画事業に携わっておられる谷田部智章（やたべ・ともあき）氏をお招きして「えいが講演会」を開催しました。

（講演会中の谷田部先生）

「ロケ地巡りとエキストラ～フィルムコミッションを通した余暇の楽しみ方～」と題した今回の講演会。

スクリーンに数多くの映画情報を投影しながら、谷田部先生の映画への情熱あふれる講演を聞きました。

ロケ地巡りの歴史や目的などについての説明からはじまり、茨城におけるロケ地の現状などについて、またいばらきフィルムコミッションの活動やエキストラの話など、盛りだくさんの内容でした。

茨城では、県を挙げてロケの誘致支援を行っており、茨城県庁や筑波海軍航空隊記念館、ワープステーション江戸など茨城各地にあるロケ地を利用した映画やドラマのロケが年間約1200本、一日平均3本も撮影されています。

このような活動を支援している、いばらきフィルムコミッションのスタッフとしての活動や、それを活かしたロケ地ツアーの現状、エキストラに出演しての楽しみ方など、映画製作現場の裏話を交えながら、情熱とユーモアたっぷりのお話に、参加者からは時折笑い声もあがっていました。

マイクなし・休憩なしで話し続けていたにも関わらず、途中でいくつか話を端折らなければならないほどの充実した内容で、2時間があっという間の楽しい講演でした。

（講演会の様子）

終了後、参加された方々からは「あっという間だった」「もっと聞きたかった」などの声をいただきました。

佐野図書館では、来年度もえいが講演会を開催する予定です。ぜひその時はご参加ください。